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自由発想・自由デザインの自作自転車キット
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あるときはロードバイクのように、あるときは高速で向かい風にも対処できるようにローレーサーのリカンベントスタイル、そして二人でポタリングを楽しむタ ンデムスタイルに、一台の自転車で多機能なものがあればと考えてみました。基本ベースはロードバイクの性能に匹敵する「すぐレモン」18ないし20インの チホイールを装着した分割式の小径車、初期のものは重量が約8キログラムと軽量の部類に属すが、現在はもっと軽く持ち運びしやすいものを検討中で理想は 5Kgを目標にカーボン素材を利用したKitLegon(C)を開発中。

レモンは4つの基本部品で構成される

この構造部品をいろんな形で活用する試みで考え出されたのがKitLegon(A)
1.フロントフォーク
2.ヘッドチューブ
3.リトルダイアモンドフレーム
4.リアフォーク
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この4点を2本のパイプでジョイントしたという単純な構造のものが「すぐレモン」である。重要なのはこの2本のパイプの弾性率、口径・肉厚から決まる・断 面二次モーメントと長さ、これを乗り手の体重・ケイデンスなど個人のパラメタに合わせて最適な動的撓みを求め乗り心地のよいものにすることが特徴である。 また、「自転車の要はフレームにある」に示したような1台のレモンをベースに追加部品を加えてタンデムにしたりパイプの長さの変更でリカンベントになると 言う1台三役のマルチパーパスな自転車に発展し、このブログの表題KitLegonという組み立てキットに進化しています。
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レモンの基本モデル

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最初のリカンベント

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製作途上のタンデム

これらはレモンの構造部品を流用して製作したものです、この発展がKitLegon(A)アルミと(C)カーボンに進化していろんなデザインのものが簡単 に組み立てて確かめることが出来るようになりました。さらに、これから始まるOrengeはKitLegonを使用した次世代自転車の幕開けであると考え ています。これまでLemonという発想から始まった現世代自転車のゴールが見えてきました。Lemonをご覧になると単純な構造であることは誰もが確認 されています、もう、これ以上シンプルにすることはできないといっても過言ではありません。
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小径車であるがスピードは出せるし、軽くて輪行目的に便利な自転車である。街乗りにもポタリングにも今では私にとって無くてはならない自転車といえます。 ベーシックなLemonの機能部品を応用するとタンデムになったりリカンベントになったりクルズバイクとかプローンというように特殊なものまで、幅広くい ろんなタイプの自転車にデザインを組替えることが可能です。ゴールはリカンベントにカウリングが付いた軽量で全天候型のベロモービルになりそうです。

あとは万人に向くサイズと強度・安全性から見た設計基準の規格を取りまとめることが残されています。趣味ではじめた自転車の製作、実用的な道具としても十 分利用価値があるものといえそうです。TasukeⅠという趣味で自由発想自由デザインの自転車を作る仲間達とのコラボレーションで実現したLemon 更に究極を目指すKitLgonの考え方は自転車時代を迎えんとする時代にマッチしたものと思い、市民からの提案として公開することにしました。

これまで自転車の圧倒的多数は、ママチャリと別称のある実用車であり総ての人(1億二千万人)が一台は持っているぐらいの生産実績である。これ以外はス ポーツおよびレジャーなどに利用されるものがあるが、最近、増えたとはいえママチャリには及ばない。世界は地球環境を、これ以上悪化させてはならないと化 石燃料の消費を押さえクリーンなエネルギーへの転換とエコロジーに向かう方向で自転車の活用を積極的に取り入れようとしている。

政府も自転車時代に向けて自転車道の整備とか道路交通法の見直しなどが行われているし市民団体からの提案もいくつか公開されている。だが次世代自転車の提 案というようなものは見かけることが無い。誰しも自転車時代の到来に対して異存は無くとも、ママチャリを増やして駐輪場を整備し、車道を色分けして自転車 の走行部分を明確にすれば事足りるとは考えていないと思う。現状の改善は必要だが次世代社会のビジョンとそれに向かう方法論が必要ではなかろうか。私達も 何か提案できるものが無いだろうか。

自 転車でどれだけスピードがだせるものかを調べてみると、平地で単独走行の場合、最高到達速度記録はカナダのサム・ウィッティンガムが2008年に カウリング(風防)をつけたストリームライナーで達成した時速82.3マイル(時速132.5キロメートル)。また、アワーレコードの記録ではアワーレ コード オンドジェイ・ソセンカ(チェコ) - 49.700km/h(2005年7月19日、モスクワ) Best Human Effort クリス・ボードマン(イギリス) - 56.375km/h(1996年9月7日、マンチェスター) の記録がある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9

私達も自転車で時速50km/hで走れるとすれば自動車から自転車へと移行することも自然の成り行きと思う、だが、何のたすけもなしに実現することは困難 だと諦めてしまう。現在電動アシストが進化の途上にあるし、風のアシスト、重力のアシストなどに助けられることで実現の可能性がゼロとはいえない、次世代 自転車社会の夢として時速50km/hで走れるベロモービルと追い風自転車道システムも考えてみたいと思う。ここではレジャーバイクをテーマにしたが、実 用的価値が認められれば次は、地震災害発生時の後に活躍できる自転車と救急活動、水・食料などの運搬社に応用することを提案したい。

話が膨らみすぎるのでテーマを絞って次世代自転車の可能性として提案するLEGONの考え方を紹介しよう。現世代自転車はキャスターアングルとかシートア ングルなどとフレームサイズを自由に変更することは出来なかったしデザインを変更することができない。これを解決し衣服と同じ生活の中での必需品として自 分のサイズに合わせたものが利用できるようにしようという考え方が盛り込まれている。いわば自転車のオートクチュール、あるいはプレタポルテと共通点を見 だすことが出来るものとしての提案である。

一般的な自転車のダイアモンドフレームと呼ばれる基本的な構造についてはほぼ完成されたものとなっているが、構成する個々のパーツとか素材の変化は先端技 術とあわせて精密鋳造・接着技術・高弾性・高強度などさまざまな進化が続いている。特に競技用自転車の分野では、更なる速度・安全性などの要求から生まれ たものであるが、自転車にKitLegonのように、まだ進化の可能性が残っていることをしめしている。

この中には、新規性のある発明というべきものもある、もし、企業ならば特許というような工業所有権を主張できるものとか斬新なこれまでに無いデザインとい う 意匠登録しておくべきものも含まれている。だが、私達の仲間は利益集団と反対の極に存在し、ひとはお互いに助け合って仲良く平和に暮らせることを望んで いる。多くの人々に活用して戴いてこそ価値が生まれてくるものと思う、したがって知的所有権で営利を求めるものではない、立場をかえれば公知例として公開 しておくことで特定企業の工業所有権にならないようにしたいものだ。たかが4つの基本部品で構成される自転車だがこの組み合わせでこれまでに無い色んなデ ザインのものが生み出される、次世代自転車の規格の原点になれば喜ばしいことである。

現在、私達の多くが利用しているDOS/Vパソコンの規格がIBMのドン・イーストリッジがPCプロジェクトをリードし、紆余曲折の末1981年に オープンシステム規格として公開されて以来、今では、無くてはならない存在だ。商品として売られているものが圧倒的に多いが、この規格に沿った部品を集め てきて自分のオリジナルPCを組み立てることもできる、ある程度の基本的知識は必要だが部品をフレームにネジ止めするだけで作ることができる。自転車もこ れとよく似た形でフレームにネジ止めするだけで作ることができる。これを実現するためにTasukeⅠというプロジェクトを開始しやがて自転車と電車の活 用を提案する「自電車」ネット・コミュニティーに発展しようとしている。

現在、BLOGあるいはSNSのようにネットワーキングの活用にはもってこいの利用環境が提供されています。一つの提案として私たちは自電車社会の 到来を実現するコミュニティーの一つの使い方としてバッククランドに自電車ネット.jpのデータベースを用意し、これに参加する個人のメンバーがBLOG あるいはSNSからインタラクティブなアクセスできるようなシステムBlogLinkCommunity(BLCと略す)を立ち上げ、多くのメンバーとの 合意形成による「自電車社会のグラントプラン」を提案したいと考えています。

この活動の前段階として自転車をテーマの中心に自由で闊達な討議の場を用意し議論を重ねていきたいと考えています。
この着想は、1980年代に、科学ジャーナリストの故マリリン・ファーガソンが、「心の変革をなしとげた個人があちこちに生まれ、互いに知りあうことがな くとも目にみえ ない連帯となってひろがり、やがて世界全体を変革していく」ような “水瓶座族の企て(the Aquarian Conspiracy)"についてのレポートを読んだことがあります。それには、「神経系にあたるのがコミュニケーションで、その場となっているのがネッ トワークだ」と述べました。まさに現在のインターネットがそれに相当します。

そして私達の多くが利用しているDOS/Vパソコンの規格1981年にオープンシステム規格の発表があり、さら1991年に当時フィンランドのヘル シンキ大学在学中であったリーナス・トーバルズが個人で開発を開始したにLinuxというOSのカーネル公開した例がある、最初はアセンブリ言語で記述さ れたターミナルエミュレータであったが、その後、多くのボランティアが参加し実用的なものがオープンソースとして利用できるようになった例もある。すこし キザだが「心の変革をなしとげた」誰もが参加して乗れる自転車を考える こと、次世代トランスポーテーションについて対話のできるコミュニティーに発展させたいと思います。

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